お久しぶりです。

4月の人事異動でバタバタしていたのでしばらくモケーはお預けとなりました。
しかし、頭の中に少しずつ、新型車両の構想が膨らんでいました。

模型で楽しむ架空鉄道を構成する要素として、大きく3つ。

・レイアウト
・車両
・設定

我が鉄道では、これまでの2年間はレイアウトを作ってきました。
それがここ最近では一段落し、今度はCADを少しずつ学び、本格的なオリジナルの自社製造車両の製造に取り組み始めています。

鉄道模型とCADによるモデリング→3Dプリントの親和性の高さに嬉しくなります。

現状、ある程度作りたいものを作れるようになってきたので、今年度からは車両の方にさらに力を入れて行きたいと思っています。

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今回新たに設計した880形君です。

前回お試しで出力した800形君、窓の位置が低すぎたり、種車となった西武新101系と屋根Rが微妙に違ったり。ほかにも前照灯と尾灯の位置が種車と上下逆のため配線が面倒くさそうとか。
つまり、もっとこうしておけばよかった・・・という点が多々ありました。

そんな形で得た教訓と、数多存在する3Dモデリングの教科書を見て培った技術をもとに、わが車両工場の技術の粋を結集して(笑)作成した車両です。

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前面形状は、傾斜のついた額縁型・センターパートというエキセントリックなものです。
800形に比べると、複雑な形状にしました。



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単純にいろいろと学んだCADの技を駆使して凝った形状にしたかったのもありますが、3Dプリントでどこまでモールドをつぶさずに出力ができるのか試したかった部分もあります。特に前面の帯と非常用扉のモールドが交差する部分にそれが表れています。

前面窓の高さやライトケース類は、西武新101系の位置に合わせています。
帯のせいか、どことなく205系風になってしまいましたが、大阪市営地下鉄旧20系試作車をインスパイヤしています。

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DMM.makeに発注し、仕上がってきたのがこちらです。成型色のままでは見えづらいですが、非常用扉の溝についてもしっかりとモールドされています。
早速800形を解体し、880の前面を接着します。

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寸法はどうやら大丈夫そうです。
運転台と一体となっているライトケースは干渉したため少し削りました。
また、尾灯の位置が想定よりも少し後ろだったため、尾灯導光のプリズムを加工する必要がありました。

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塗装してみました。手元にいい塗料がなかったのですが、とりあえずクリーム色に赤帯というオーソドックスなカラーにしてみました。
積層痕がやはり目立ちます。ウェザリングを施せばまあこんなもんかと思いますが、改善の余地はまだまだありそうです。

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役満寺坂に停車中の図。


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側面はかなり積層痕が目立ちます。もう少しペーパーで磨いてもよかったかな。

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880系、出発進行!!!!

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